http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080228/1204203051
私が就職した96年は、本当の氷河期がくる少し前、下降気味だった求人が、ほんの少しあがりつつあった頃でした。
その後98年以降がくーーーーんと下がるわけですが。
私は補欠で入って、卒業式の日にちゃんと証書ありますか?と、教授に聞きに行くくらいできの悪い大学生でしたが、無謀にも大学院試験をうけたのですね。(理系は修士くらいはでないと役に立たんと言われておりましたし)
結果としては不合格で(普通はあまり落ちない)9月頃にのっそりと就職活動をはじめたわけですから、やとってくれればもうどこでもいいか、という気分でした。
早い段階で自分と向き合って、早々に就職活動を初めていたらまた違ったかもしれませんが、別に後悔は特になく、唯一の心残りは徳間書店の筆記試験(某ゲーム雑誌)で、ときめきメモリアルのサブタイトルが出てこなかった事くらいでしょうか。
もっと学生の頃ゲームしておけばよかった!とか思った瞬間だったのです。
さてさて。
自分を含めた世代が貧乏くじ世代、とか、ロストジェネレーションだとか呼ばれている事に気づいたのは恥ずかしい事に本当に最近で、残業手当がうにゃうにゃとか、昇給がふがふがとかあまり深く考えず、給料があがらないのは(でも自分ではあがったと思ってたんですが)自分の力が足りないせいだとひたすら思っておりました。
先日友達と話をしていて、勤続10年でそれって少ないんじゃないの?
と、つっこまれましたが、終身雇用のご時世ではないし、仕事にはやりがいをもって取り組んでるから、まあいっか、くらいに持ってまして。
なんか、自分のサラリーに文句を言うのってかっこわるい気がするんですよ。
男の戦いに言葉はいらない。
結果がすべてを証明する。by車田正美
なので、結果が自分にとって不本意だったとしたらそれは自分の力が足りないせいなのよーんと。
自分は不幸だと思いながら働くよりも、幸せだと思った方が人生は楽しいです。
まあ、言葉にしないとわからん人もいますけどね。
連休中に立て続けに電話が入ってきて、友人に同情された時にちょっとだけ思った事でした。