湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

娘が熱を出したり

保育園をお休みして、おじいちゃんおばあちゃんと過ごすことになって、
「ママおしごとだから、おじいちゃん、おばあちゃんとお留守番してて」

と、朝言ったら、

「おじいちゃんとおばあちゃんとおるすばんする」

と、声をふるわせながら娘が答えた。

おばあちゃんが来て、私がでかける時もとくに泣く様子はなくて、仕事へ。
夕方頃おばあちゃんから電話があって、どうやら元気になった様子。

電話の向こうで、娘が、「ままなんじにかえってくるの」と言った。

なので定時で帰宅する事にした。
(っても家に着くのは20時過ぎているのだが)

帰宅すると、娘はすっかり元気になっていた。

私の母も店で働いていた。
絵本を読んでもらった記憶が無いことに最近気づいた。
(本を読んでくれるのはもっぱら同居していたおばあちゃんだった)

でも、病気の時にはいつも母がいてくれた事を思い出した。

今、私は娘に絵本を読んであげる事はできるけど、病気の時にいつもそばに、というのはなかなか難しい。
(試用期間で有休が無いからという事もあるが)

どうなのかなあ、多少評価が下がったり(なんとなれば試用期間延長になったとしても)、欠勤扱いになっても休むべきだったのかなあ。

今回はすぐに治ったからいいけど、もっと重い病気の時に、どうしたらいいのかなあ。
そのあたり、前職はある程度融通がきいたので、実は助かっていたんだなあとか、思ったのでした。
それでも、急な発熱とかで助けてくれる身内が近くにいるだけ私は恵まれているわけだけれども。