湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

エプソン プロセレクション商品体験会に参加してきましたー。

小雨振る中、西新宿をダッシュ。
駅から思っていた以上に遠くて、間に合わないんじゃないかとアセリました。

会場に着くと、PC(EPSONダイレクトでした)とPX-5600のセットされた机がズラリ。
空いていた席に陣取りましてきょろきょろする私でございました。

皆さんブロガーなのですよねー。(って、自分もそのはしくれって言っちゃっていいのかなあ)
会場を写真に収める人、積極的にコミュニケーションされる人、さまざまです。私は緊張気味にプレスリリースをチェックしたりしておりました。

参加されたブロガーの方はざっと30名くらいでしょうか?

内容としましては、こんな感じ。

  1. マーケティング担当の方から商品コンセプト、ターゲットユーザーについての説明
  2. 技術担当の方から、PX-5600の機能説明
  3. 根本タケシ先生の「モノクロプリントの楽しみ方講座」
  4. PX-5600の商品体験(持参したデータをモノクロプリントして額装)

1.ターゲットユーザーは、中級向けデジタルカメラを所有しているハイアマチュアや、団塊の世代

なるほど、D200所有っていうのもモニターにひっかかった理由なのかもしれないなあ。ふむふむ。

今回のモニターではメーカーが想定していない使い方をばんばんして下さいとの事ですので、がんばって使う事にします。

2.技術担当の方からのお話(松本からいらしてるそうです)

この担当の方はインクジェットプリンタに携わって10年なのだとか。
デジカメ一眼の発展と顔料プリンタ開発の歴史についてふれられたりも。

今回のポイントとしては、

  • ビビットマゼンダとライトマゼンダの追加による光源依存性の低減実施
  • CD-DVDへのダイレクトプリント
  • 付属ソフトラインナップの充実

付属、というか、EPSONの人気ツールという、EPSON Print Plugin for Photoshopカラーマネジメントが自動化されているそうで、プリントが手軽になるらしいです。
私の持っているPX-G920にも対応しているようです。
もしかしたら付属ソフトの中にあったかもですが、私、付属ソフトってそもそもインストールしないんですよねぇ、ドライバだけで。
今度試してみようー。

他にドライバが改良されていて、カラーサークルを使った色調整や背景色の設定が可能になっていたり、印刷情報を記録できるようになっているそうです。
ほほー。


3.根本タケシ先生の「モノクロプリントの楽しみ方講座」

メモからピックアップしてみます。

  • 購入する時は一番高いモデルを買うと後悔しなくてすむ。
  • アマチュアであれば画像をあれこれいじるのではなく、そのままプリントした方がよい。(悪いのはカメラでもプリンタではなくて撮った人の腕だそうです……。)
  • 写真をプリントしてそれを肴に酒を飲むのが楽しい。
  • 写真の技術はアレでもある程度格好よく見せる見せ方はある、ともかく楽しむ事。
  • 銀塩写真の場合のモノクロとカラーはまったく異なるがデジタルの場合のモノクロはカラーの一種である。

あとはモノクロ印刷をする上でのPhotoshopテクニックが。
ただこれCS2のようなので、まんま私の持っているエレメンツでできるかわからないので、実機が届いてから試してみたいと思います。

実際プリントするにあたって、カラーチャートを出しておく必要性についてもお話がありました。

これはやってなかった。
試してみようー。ちなみに最上段の色は255ではなくて、254にするのがポイントだそうです。

あー、あと、できあがった作品にはサインや落款を入れるとかっこいい。
との事でした。落款かっこいいです。真似したい!
そもそも、
画像加工を難しく考えない、時間はかけない。レンズの前が勝負、だめだったら下手にいじるより撮り直した方が早い!

だそうです……。(ううう、耳がイタタタ)
4.間休憩を挟んで、商品体験会。

休憩中は根本先生がプリントした作品を見たりして。
このあたりでだいぶリラックスしてきました。

ギリギリまでプリントする画像を選べなかった私は全部の画像データを外付けHDDに入れて持ってきておりまして、体験会準備でちょっと手間取りました。(同じ席の方にはご迷惑を……)

画像を用意されたPCへコピーして、PhotoshopElementsからプリントアウト。
皆さんすごい写真ばっかりで(つかプロの人もいたような気が……)恥ずかしいなあと思ってたんですが、講座での、ともかく人に見せること!
という言葉を胸にひらきなおりました。

なんかA3の給紙が難しいようで、私たちの席についた担当の方はけっこう手間取ってらっしゃいました。
本体が届いたら自分でやるわけですが、大丈夫かなあ?
(一回やらせてもらいまして、そん時は何とか給紙してくれたんですけどね。)

自分のを見せるのは恥ずかしいですが、人の撮った写真を見るのって楽しいですねぇ〜。



これが今回の新製品、重そうです;
置く場所あるかな……。

せっかくなんで背景を黒く(根本先生曰く余黒)にしてみたんですけど、プリントの設定がいけなかったのか白いラインが。

あと、給紙がズレていたみたいでもう一回やりなおし。

なんとかピッタリプリントできてやったー!
と、思ったら、これ、サインする場所ないじゃん……。orz
何やってんのー。

リベンジは実機が届いたら挑戦します。
今回はモノクロプリントでしたが、ぜひ赤を試してみたいのです。(彼岸花の写真とか)

額装された写真。

ちょっと暗かったかな……。
でも黒い部分もけっこう再現されておりますです。

*まとめ*

写真講座も初めてなら、こういうイベントも初めての体験でしたが、講座については気楽に受講する事ができました。
自分の写真が他の方に比べてどうこう、という事であれば、自信なんてないんですけど、ひらきなおって鑑賞を楽しみました。
フォトログが好きでよく見てるんですけど、実際プリントした写真を見ながら撮った本人のお話を聞く場というのは得るものが多かったと思います。
ネットで何でもできるだけに、実際に足を運んで何かすると五感で情報が入ってくるので処理が追いつかないですね。
いやー、楽しかった。

エプソンプロセレクションブログ
http://proselection.weblogs.jp/

PX-G5600製品詳細
http://www.epson.jp/products/colorio/printer_pro/px5600/

PX−5600ブロガーさん発表会報告その1
http://proselection.weblogs.jp/epson_proselection_blog/2008/05/post-c52e.html