湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

先日毎日新聞の『少子化対策:「婚活からはじめて」小渕担当相にPTが提言』

について書きました……が。
今日小渕少子化対策大臣の公式サイトを見て、提言の内容を確認したら……。
何だよ、もっとあるじゃないか。
すごく恣意的に要約してないか?毎日新聞

1.少子化対策の第一歩は“恋愛・結婚”から
少子化の背景にある恋愛・結婚にまで視野を広げて政策的対応を図る。
2.若者が安心して家族をもてるようにする
☆ 家族形成可能な就労・経済的自立への支援など包括的な若者支援に取り組む。
3.妊娠や家族形成に関する認識を深める
☆ 学校段階から妊娠や不妊治療について正しい知識を得られるようにする。
4.厳しい経済情勢の今だからこそ働き方を変える
☆ 仕事と生活を調和させるメリハリのある働き方に向け具体的行動を起こす。
5.幼児教育と保育の総合的な検討を
☆ 幼児教育の無償化や保育制度改革は利用者の視点に立って行う。
6.子どもの貧困と格差の連鎖を防止する
ひとり親家庭(母子家庭・父子家庭)等への効果的な支援を行う。
7.家計の過重な教育費負担の軽減を
☆ 就学援助、授業料減免、奨学金等により家計の教育費負担の軽減を図る。
8.社会全体で子育てを支える
☆ 人づくり、まちづくりを通じて家庭や地域の子育て支援機能を強化する。
9.子どもが病気になったときにも安心を
☆ 子どもが病気になったときの親の不安の解消と病児保育の充実を図る。
10.消費税1%分を〈子どもたち〉のために
☆ 安定的な財源を確保して少子化対策を拡充する。

小渕のアクティブログによると不妊治療についての話し合いもなされてるじゃないですか。

「20代後半から妊孕性がどんどん低下するということを知らずに、年をとってから不妊治療に来られる方が多い。妊娠し易い若い時期に子どもを持てるようになれば良いのですが・・・。」というお話はとても説得力がありました。

まあ、このあたり、とっとと結婚しろよ。
という意味が含まれていないような気もしないでもないですが、

少子化対策と言っても「産めよ増やせよ」ということではなく、子どもを持ちたいと願う人に子どもを持てるように支援の手を差し伸べるということなので、不妊当事者の方々の願いを叶えるために国はどのような支援をすべきかということを考えたいというゼロPTで取り上げている趣旨をお伝えしました。

という記述もあり、少子化対策としてすごくずれてるって感じもなかったです。
9月予定日って事は3月とかつわりがしんどかったりしたんじゃないかなあと思うと、妊娠中でもちゃんと仕事をしてるのは好感が持てるとか思ってしまうのはひいきの引き倒し?

最近mixiのコラムとか、毎日婚活ネタが多くて、うんざりなんですが、毎日新聞の記載の仕方もどうもその流れにのっているようでなーんかいやな感じー。です。

mixiといえば「総裁は命をかけるもの」東国原氏発言に小渕氏不快感に、さっき見ただけで132件くらいの言及日記がありましたが、大半が親の七光りのくせに!とか、お前何もやってないじゃん!的意見が書いてありまして、まあ私も一部同意ではありますが、本人が見たら胎教にあんまりよくないんじゃないかなあとかわいそうになりました。

立場上叩かれるのはやむを得ない状況ですが、「子供産んだだけで」とか書かれるのはさすがにひどいと思います。

黙っていればいいのに余計な事を言うから、と思う向きもありますが。

東国原知事の総裁候補発言は昨日のTBS「ニュースキャスター」を見ていても、知事を行う事で国政から変えていかなくてはいけないという思いから、スカウトされるならこっちの熱意も汲んでくれよ!
という風に見えましたけどね……。

「はっはっはっ、頼もしいですねー」

くらいに流せばいいのに、身の程しらずにもほどがある!とかリアクションしちゃうのは器が小さい気がするんですけど……。
これもTBSの報道に踊らされているのかな?東国原知事はタレントだけあって演出が上手いなあと思います。