撮り溜めておいた天地人をDVDに落としつつ見てます。
途中で見るのをやめてしまったので、今更第六話あたり。
無駄に長いので続きは以降へ。
御館の乱前夜というか、景虎さんの家臣がなんぼなんでも痛すぎます。犬に喜平次（景勝の幼名）って……。
これは原作にあるエピソードなのかな……。
物語をわかりやすくする為とはいえいくらなんでもあんまりでは……。
兼継さんは皆に愛されていますね。
そのへたれっぷりさえも。
大殿に勝手にとりなしをしようとする景虎さんにちょっとむっとする景勝さん。
仲良しだなあ、景勝主従。
謙信様も兼継さんを上田へ帰せと言うし。
「母の願い」
兼継父も体調を崩されているようです。
初陣を多難に過ごし、一人悶々とする兼継の元へ弟、与七がやって来ています。
一方、関東管領として関東平定の為陣をとって返すべきかの評定中の謙信、景虎、景勝。
あと少しで七尾は落ちると主張する景虎。
彼は北条の出ですから、北条と戦いたくないのかな……と、思わせます。
一方、管領として関東を見過ごすべきではないと主張する景勝。
御館の乱への伏線はかくあるべきだよなあと思いました。犬の話は（実話でないなら）いらなかったと思います。
敵に対して刃は向けられなくても、殿が馬鹿にされたら陣中の味方へは刃を向ける兼継ってあまりいい話では無いのではないかと。
未だに一人うじうじ悩む兼継。
……が、元々病弱だったお母さんが倒れてしまいます。
病床の母の元へ飛ぶようにしてやってくる兼継。
幸い、今際の際に会うことはかないましたが、兼継が来てまもなく、お母様はご臨終されてしまいます。
何故もっと早く！
と、なじる弟与七。
忸怩たる思いに唇を噛みしめる兼継父。
しかし兼継さん、よく泣くなあ。
最後に交わせなかった言葉についてはさくっと脳内補完したようです。
なんかスタジオ撮影多いなあ。
もう泣きませんって兼継さぁぁぁぁぁぁぁぁん。
「謙信の遺言」
初音さんって何しに出てくるんですかね……。
真田幸村のお姉さんでしたっけ。
なんか、兼継君をめぐって女性キャラが出てくると、これなんて○ロゲ？っていう気分に……。（下品なたとえですいません、ああでもこれ天地人に限らず男性主人公の大河ドラマではよくある展開か……）
しっかし長いな、この対話場面。
漫画でこんなん何ページもやったらそれだけで本を投げ出しそうなんですが……。
会話で無しにもう少し場面展開で見せられないもんかな……。
母の死から、見失っていた自分の進むべき道を悟った兼継。
幼い頃に兼継が父に託した干菓子をずっとお守りにしていたと告げる父。
さて、蟄居も解けて、春日山へ戻ってきた兼継＆久秀を迎える上田衆達。
上田衆の皆、特にパパイヤ鈴木さん扮する甘糟さんが全然同世代に見えないですよいつも……。
弟、与七が家臣に加わる場面、鷹揚に構えた景勝さん、なんかすごくいい人、いい上司に見える。
（実際そうなんでしょうけど）北村一輝さんは野心家な役やちょっと怖い人の役の印象が強いんですけど、こういう表情もできるんですね。舞台役者とは違ったTVならではのこうした表情の動きが本当に上手だなあと思います。
「謙信死す」
寡黙な景勝さんより何かと目立つ景虎様の方が一部家臣に人気があるようです。
謙信の死により、二人の養子の立場はますます微妙な事に……。
謙信のお姉さん（仙桃院）の実子、景勝と、娘婿の景虎。
血のつながりの近さからいっても景勝相続が順当に思えるのですが……。
養子とは言え景虎様は元人質ですから。
それを覆そうという勢力ができるという事はそれだけ景虎さんが頼みに足る存在であったという事なんでしょうね……。
そして謙信の死。
「おやかたさまぁぁぁぁぁ」
と、泣き崩れる兼継。
あんたもう泣かないって言ってたじゃないか……。
そして謙信崩御にともない、跡目争いが発生。
自ら不都合があると言って引こうとすると景虎。
でも上田衆に幅をきかされる事を由としない家臣団は景虎を推します。
喧々囂々の家臣団。
で、妙椿尼さん（お船様のお母様）登場。
「家督は景勝に」
と、謙信は遺言を残した。と。
これって言ったもん勝ちだよなあ……。
自分は跡継ぎにふさわしくないと自分で言いながらちょっとしょんぼりの景虎さん。
とても野心のある人には見えないんだけど、どうして御館の乱は起きてしまったのか……。
つか、妙椿尼さん、やっぱり本当の遺言では無かったんだね……。
二人の養子を巡って暗雲立ちこめる上杉家臣団。
遺言がありますからーとあっけらかんと言い放つ兼継に、
ゴメン、あれ嘘という女衆。
ひどい……。
「二人の養子」
いきなり「イケメン」とか出てゲンナリしてしまって見るのを辞めた回。
以降ちゃんと見てないです、天地人。
上杉景虎がたいそう美男子であったというエピソードからスタート。
つか顔貌で養子になったのか？景虎……。
柿崎さんは長尾政景の息子という事で、景勝さんの跡目相続には反対のようです。
柿崎家の人って元は長尾晴景の家臣じゃなかったっけ？
長年上杉家（つか長尾家か）に仕えていたのは間違いないんだろうけど、春日山城で景虎（謙信の方）と晴景が争った時に景虎の味方になったんじゃなかったっけ？
代替わりに諍いが起こるのは長尾家ではデフォなのか、あるいは、実の兄を廃して家督を継いだ謙信、同じ事が自分の後継に起こる事をある程度覚悟していたのか、必要だと思っていたりしたのかと。
それが戦国の習いだから？あるいは将来に起きるであろう対立要素を代替わりに一掃する為なのか、それだけで論文一本書けそうですね……。
仙桃院さん（お姑さん）には今ある家族がいれば……という景虎さん。
でも奥さんにはどうして下手に出なくてはいけないんだと愚痴ってますけど……。
やっぱり自分の方が景勝より有能だという意識があるんだなあ、きっと。
ドラマの見せ方ですと、景勝、景虎個人同士の戦いというよりは、長尾家（上杉家）に内在していた勢力争いが事の原因であったようです。（Wikipediaにもそんな感じの事が書いてありました）
