もう御館の乱が終わったら実質終了なんじゃないかという気もしますけど、これからまた関ヶ原とかありますので引き続きダビング。何気に日曜は放映時間を間違えていて(選挙速報があるから前倒しになっていた)録画しそこねました;
土曜の再放送で撮り直そう……。
信玄の娘
回想で景虎と華姫が出てました。
彼岸花が出てましたけど、御館の乱って9月頃の話だったのかな?
仙桃院の元を訪れる兼継。
娘、孫、婿を失ったこの人の喪失感とはいかばかりでありましょうか。
また、直接の原因に関与してるからな……。
御館の乱は上杉家の追わなくてはいけない業のようです。
自分に器量が足りなかったから内乱が起きたのだと自分を責める景勝。
謙信公の跡継ぎとして、誰の目から見てもふさわしくあったならと。
このあたりすごく人間らしいというか、謙信のように天才では無くてもとてもまっとうな人として描かれています。景勝。
さて、祝言の日。
初夜の床でぎこちない景勝。長旅で疲れただろうと優しさを見せるも、どーにもぶっきらぼうです。
まあそういうところがこの人の良さなんでしょうけど、初対面の人にはわかりにくいよな……。
ああ、でも一応事に及ぼうとはするんだ;
ってところで懐剣をぎらつかせる菊姫(新妻)。
嫁いでもなお武田を憂う菊姫様。
りりしい。
とてもりりしい。
そんな様子を痛々しく思うのか、誠実ゆえに適当な事が言えない景勝様。
「武田を助けると約束して欲しい」と懇願する菊姫に、
「約束はできない」と答える景勝。
真面目すぎるんですよ、この人ぁー。
景勝に失望して姿を消す菊姫。
ここで浜松城の家康が登場。
この時点で信長より若いはずなんですけどとてもそんな風に見えないです……。(長生きを前提としたキャストだからしょうがない)
景勝からの指示で菊姫のご機嫌伺いに現れる兼継。
しかし侍女から姫は寒いのが苦手とつっぱねられます。
新婚早々険悪な夫婦を案ずる兼継達。
仙桃院様が菊姫を訪ねた折に、現れる兼継。
皆の説得もあって、言葉を交わすようになった景勝と菊姫。
めでたしめでたし。
さて、無事景勝の婚儀もすんだところで、兼継を家老にという話が。
22歳。
若いなあ。
うるうるしている兼継父。
雲洞庵景勝お小姓衆は家老になったり城主になったり皆出世してめでたしめでたし。
が、上田衆の出世を快く思わない人もいるようで……。
なんか上杉家中こういう人多いなあ……。
気にするな、共にがんばろうと励ましてくれた信綱さん(お船さんの旦那で直江家当主)ですが、家中にて刃傷によりお倒れに……。
直江兼継誕生
前回からの引きから。
倒れる信綱、助け起こす兼継。
「上杉を頼む……」
と。
で、景勝から直江家を継ぐよう言い渡される兼継。
兼継は前代の直江景綱の甥でもあるから?
っても奥さんの妹の子供ですけど……。
例の遺言でやらかしてしまった妙椿尼さんと兼継の亡くなったお母さん(お藤さん)が姉妹なんですよね。
さて、今度は織田勢が攻めてきました。
という対策会議。
最終防衛ラインである魚津城を守るために魚津入りしたいという吉江宗信。
それと何か決意したような目をする安部政吉さん。
あまり目立たない安部さんが出張ると死亡フラグのようで怖い……。
あー、あと、武田家滅亡場面で勝頼しか出てなかった;
天地人こういうの多いなあ、合戦の場面もあんまり出ないし。
この辺り風林火山は良かったのになあ。
あー、家康が出張ってます。
後々の悪役(予定)の為か必要以上に悪人風です。
武田家滅亡、同盟の証の婚儀であった菊姫、追放も辞さない覚悟を示しますが、
「妻として守る」と宣言する景勝。
これはすごい、武田家を守ると約束できなかった景勝が、菊姫は「守る」と断言します。
寡黙な景勝の一言は重く、ようやく嫁ぎ、妻となった事を自覚する菊姫。
どうにかしてくださいこのツンデレ夫婦。
どっちもデレが出せません。なかなか。
さて、織田家の軍にさらされる魚津城。
囲まれた越後。
大ピンチ。
義の戦士たち
大軍相手に奮戦する魚津城面々。
景勝を信じてがんばる吉江様達が……。
しかしこの時の織田勢の全国展開っぷりはすごいですね。
まさに本能寺がなかったらどうなっていた事か……。
結果的におとりとなった魚津城。
魚津へ出兵する事で海津城からの軍を春日山へおびき出す作戦であったと。
三国峠から攻めてくる滝川一益軍については坂戸城の面々が迎え撃つ。と。
魚津城は明け渡す事となり、伝令役については兼継が自ら向かう事に。(兼継さんフットワーク軽いなあ)
兼継の来訪に勢いづく魚津城の面々。ですが、上杉本軍はすぐに春日山城に撃って出ると伝える兼継。
魚津城には降伏せよと主命を伝えます。
まさに善戦むなしく……といった魚津城の面々は納得できません。
城を明け渡し、生きて帰ってきて欲しいと訴える(あー、また泣いてるこの人)兼継ですが、勇猛な越後武者である吉江さんには通じないのでした。
ならば共に戦うという兼継に、戻り上杉を守れと言う吉江さん、安部さん。
結果的に、おとりを続ける事になる魚津城。
わかってやっているのか、どうやら。サムライの意地とおっしゃってますが、好意に解釈すると、織田勢に対して囮の役をあくまでも続けるという事ですな。
そしてまたべそべそしている兼継にあくまでも優しい皆。
「仁介」
「与六」
と、雲洞庵時代の名で呼び合い手をしっかりと握る二人。
本能寺前夜5日前の事……。
本能寺の変
オープニングの前ふり無しでいきなり始まりました。
上田衆800で滝川一益軍を破ったという知らせが入ります。
すげえな、上田衆。
栗林さんと深沢さんの善戦っぷりがまったく画面として出ないのが非常に残念です。
上杉包囲網の一角が敗れたとして、春日山へ向かう森勢を討つため春日山へ急ぐ景勝本隊。
しかし既に森長可の軍は信濃へ戻ろうと渡河してしまっていたのでした。
そうなると魚津城の皆さん犬死に確定。
あああああああああ。
よろよろと帰宅する兼継を出迎えるお船。
結婚してから会う初めての二人。
ご飯の用意があると給仕をするお船。
魚津城の皆は兵糧不足で大変だろうけど、兼継さんはちゃんと栄養をとらないとね!
なんか途中でお椀が変わってないですか。
どうでもよいですけど。
そして泣きながらご飯を食べる兼継。
だからあなたもう泣かないってあんなに……。しかも言った本人の前で……。
ご飯を食べて、ぱったりと倒れてしまった兼継を見守るお船。
疲れていたのですねえ。
魚津城に光秀から密使が。
へぇーこんな前振りがあったのか。
そして本能寺の変。
初音って本当に謎キャラだなあ。
大河のオリジナルキャラクターって女性が多いですね。
想像の余地があるという事でアレですが、ポジション的に森蘭丸を普通に出しといたんで良かったんじゃないかなあとも思えます。
うわぁ、初音さん光秀暗殺しようとしてますよ。
本当にこの人何でもキャラだなあ。まさか脚本家の分身じゃないよな。
もう少し本能寺の変が早ければ魚津城の皆は助かっていたのでしょうか。
本能寺をこういう角度から見るのはなかなかなかった。
後顧を託して絶命する魚津城の人達は壮絶でありました。