湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

天地人関白を叱る〜女たちの上洛まで。

あー、やっと終わりが見えてきた。
しかしタルい。
もう関ヶ原でいいじゃないかとも思いますが、そうするときっと間がもたないのか……。
あとは関ヶ原で豊臣方につく際の説得力を持たせる為?
でも上杉家と豊臣家がうまくいっていたようには見えないんだよな……。

関白を叱る

さて、第一話の、砂金を積む場面が登場。
よく見ると三成って、髷を結ってないんですね。後ろに長く垂らしてる。月代を剃って後ろに長く伸ばすって、ちょっと変な髪型なんですけど、似合うなあ。小栗旬

なんというか、妻夫木聡萩尾望都の描く美少年ぽくて、小栗旬竹宮恵子の描く美少年っぽいですね。(ああ、わかりにくい……)

小栗旬という人は以前獣王星というアニメでKinKi Kids堂本光一と一緒に声優をやってまして、この時に気が遠くなるほど下手で、顔がいいだけで芝居は駄目な人なのかと思ってたんですが、そうでもないですね。あー、あとなんかアイシャドウしているみたいに見えますよ、石田三成。(←何その上から目線)

さて、無事関白殿下のいやがらせを交わした景勝主従ですが、実は命を掛けていたことが兼継の知るところとなります。
遺言を残していたのですね。
で、不要になったからと小物に処分させようとしていたところを兼継に見つかると。

イイハナシダー。

という場面なんですが、差し違えて越後一国危機になってたらどうするんだよという気もちょっとあったりして……。

秀吉も器の大きいところを見せて景勝様も何となくふっきれたようです。

帰郷が決まったところで越後の女衆登場。
仙桃院様、菊姫からお船さんへ標的をうつしたようです。

ぎょっとしてフォローに入る菊姫ですが、武田の姫は怖いわーと姑からもグサリ。
な……仲良しなんですよね、この人達は。

東国の要を上杉にと公表する太閤秀吉。
その前に、まだ北条は恭順をしていないのではないのかー?と、小田原攻めを牽制?

石田三成は頭はいいけど嘘がつけないせいで敵を作りやすい人として描かれています。
天地人は、基本悪い人というのは少ないのがますますホームドラマな感じ。(あーでも柿崎さんとかけっこう悪い人になってたな、家康も)

ああ、朝日姫の扱いがひどい……。

与六と与七

驚くべき事に妹が生まれたという兼継。(30才違い?)

またしても孫はまだですか攻撃にさらされる兼継夫妻。

さて、今回は婿入りした与七こと実頼。
源氏の流れをくむ名家という事で、おもむろに「南無八幡大菩薩……」と、やっちゃってます。
元々、兼継達の生家樋口家は木曾義仲配下であった樋口兼光の流れを組む家のようですので、まあ近いっちゃ近いのかな。

しかし、婿養子の立場は苦しいようです。

実頼にも大事なお役目を……という事で、景勝名代として上洛する事が決まりました。
喜んで嫁に報告しますが、
「もっと早くにそうした役目があっても良かったはず……」
と、不服そう。
手柄をたてて出世出世と言う嫁に、実頼さんイライラしております。

さて、このタイミングで淀殿(茶々)登場。
実頼さんの和歌を褒めているようです。
小国では身の丈に合わないから大国に改名せよと無邪気に言う茶々。

婿養子なので、勝手に改姓するわけにはいかない実頼。
先祖から受け継いだ名前と断りますが、

「小さい男」

と、茶々には一笑に付されます。
か……かわいそう。

さて、秀吉と家康の化かし合いにも巻き込まれる実頼。
なんかこういう場面は上手いなあ。やっぱりホームドラマではあるんですが……。
時代劇好きな人はこういうの嫌なんだろうなあ。

秀吉が手放しで兄を褒めるのを聴く実頼。
兄よりも優れているのではないかとそそのかす秀吉。
巧妙に実頼のコンプレックスをつく秀吉が怖い……。

上杉家に余計な波風を立てようとしてるのは明白なんですが、日頃から兄の陰になりがちな実頼、もうグラグラです。

直属上司をないがしろにして官位を受けてしまった実頼。
あいたたたたたたたた。
だめじゃん。
だめじゃん。

でも、前振りがしっかりあったからな。

官位についてはありがたく受けたとして、改名については景勝の指示という事で納めようとする景勝。
ああ、こういう所がいいよなあ、景勝さんなあ。
自分以外と、自分の下の者には優しいなあ。
(目上の人と自分には死ぬほど厳しいけど)

茶々の奔放ぶりがのちの火種になるのではと危惧する北政所様。

でも結局兼継も官位は受けるんだ……。

秀吉は征夷大将軍ではなくて、平清盛になりたいのかなあ。というくらい官位の大安売りですね。

嫁や婚家にいくら持ち上げられても、結局兄からは認めてもらえなかった実頼、しょぼーーーーんと落ち込みます。

いつまでも兄上に頼っていてはいかん!
と、一人京に残り、己の力を試したいと申し出る実頼。

弟の自立にちょっと寂しそうな兼継さんなのでした。

北の独眼竜

孫ができたという事で浮ついている兼継父、色々と気を配る様子に若い嫁が焼き餅をやきますが、
「高齢出産だから」
って……、天然かよ、この舅。

京にいる実頼、都人風に月代を剃っています。

茶々、天然なのかな……。

伊達政宗登場。
ヤンキーっぽい……。

しかし台詞の中の「サムライ」という単語に違和感を覚えるなあ。
「武士」とか「もののふ」ならわかるんですけど……。

なんか、正義の上杉に、それ以外は利己的な戦国時代、みたいなもってきかたどうなんだろう……。

おっと、ここで遠山康光登場。
御館の乱で暗躍していた人ですが、まだ生きてたんだ……。
wikiでは御館の乱の際に景虎と共に自害した……と、ありましたが)

余談ですが、愛姫役って以前政宗を演じた渡辺謙の娘さんなんですってね。へぇぇぇ。

天下統一

いよいよ北条攻め。
伊吹吾郎さん演じる北条氏政は、御館の乱の首謀者、景虎にとっては兄にあたる人物です。

あら、宇喜多秀家須賀貴匡さんだ。

松井田城主、大道寺政繁はささきいさおさん。

つか、茶々って小田原攻めに同行してたの?

さて、白装束で現れた政宗。
やっぱりヤンキーだ、この人……。
つか、この人もツンデレですか……。

ああ、八王子城の攻略がスルーされている……。

謙信ですら攻略できなかった小田原城陥落ですが、この物量作戦で勝ったという事に、微妙に釈然としていないような景勝と兼継。戦の無い世の中に。
というのが謙信公から続く上杉の願い……という事だそうですが、兼継の娘がいつの間にか大きくなってたよ!!!!

女たちの上洛

お船さんはどうやら二人目妊娠中のようです。
そして菊姫はいよいよナーバス。

……子供か。

上洛した景勝と謙信が出てますが、官位を授かったから直垂でなくて束帯なのかな。

いつの間にか京の事情通になっている大国実頼が出てます。
淀殿北政所の微妙な関係についてと、諸大名が夫人同伴で上洛し、二人に取り入ろうとしている旨せっつきます。

一方春日山ではお船さんが菊姫の説得工作を続けます。

んでもってお船さん陣痛が。
二人目も女の子かな。

生まれた赤ちゃんを抱く菊姫

私も母になってみたいとつぶやく菊姫ですが、結局その望みはかなわないんですよね……。
(景勝の唯一の嫡子は側室の子)

そういえば、利休って切腹させられたんですね。
武士じゃないのに?
罪人では無いけど切腹って、すごく理不尽な気がする……。