湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

本を美しいまま保管する事にあまり意味は無い

父が孫を膝にのせてピアノを弾いている時に、なんとなく洋間のキャビネットに入っている本に目がとまった。
文学全集やら英語の百科事典やら。
父がこれを読んでいるところを見たことがないし、私か父が読まなければ多分誰も読んでないと思う。

もったいない話だ。

私は小学校の頃から慢性の活字中毒で、妹弟の「幼稚園」の保護者の方へ、コーナーから、週刊女性の××体験告白から、(学研の学習は言うに及ばず)少年ジャンプの「ハロー!ジャンプガイ」やら、とにかく読みまくっていた時期がありました。

そういう時にこのあたりの本をリリースしておいたら、また人生違ってたんじゃね?

本を美しく保管して読まないとか、本当に場所をとるだけで無駄だよなあと再度痛感。

父の事は尊敬しているけど、この一点については無駄だったなあ……と。

娘が自分から本を読むようになったら本棚は全面開放する予定でいる。
(本に落書き等しなくならない年頃をみはからって)

だから、それまでに「官能小説用語表現辞典」をなんとかせねば……。