湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

娘、スコアラーに立候補する

土曜日の練習試合で負傷した娘でしたが、試合を見たい、ベンチをすると言って、日曜の大会、月曜の練習試合も参加しました。

行きの車、クオーターごとの配車な為、ベンチ確定な娘は4年生の子達の車で。
(あらかじめそう言っていたので、特にショックは受けていない様子、そう、仕方ないのです)

一試合目は普通にベンチワークやリバウンド拾いをしていたのですが、二試合目、スコアをつけていました。
通常、スコアラーは6年生の保護者が行います。

あー、これは6年生のお母さんが娘を不憫に思ってやらせてくれたんだろうなあ、ありがたいなあ。
と、思っていたら……。

別の6年生のお母さんから、自分からやらせて欲しいって言ってきたらしいよ?

と、聞いて、驚き、そして少し泣きそうになりました。

去年のU10大会、スコアは4年以下の保護者が行う事になり、私もJBAのサイトから書式をダウンロードして練習を始めたところ、娘を興味を持ち、時々何枚かプリントしたものを渡していたのです。

全日本の国際試合のスコアをつけたり、試合の動画を見ながらつけたり、自分達の試合の時も、時間が空く時などずっとスコアをつけておりました。

そんな娘だったのですが、来年、TO(テーブルオフィシャル)に入る時はショットクロックね、と、今の6年生に言われて少なからずショックを受けていたようで。
(ざっくりTOは、一番背の高い子が声だし、キャプテンがスコア、みたいになっていたんですね、つまり娘はキャプテンにはなれないだろうという事から、と思ったわけですね。ショットクロックショットクロックでけっこう難しいので、タイマーの操作に慣れている娘が適していると考えられた可能性もありますし、まあ、全体的なバランスからとも考えられますが)

練習ではなく、チームの記録として残るスコアです。
指導者達が共有する大切な情報を任せてもらえたというのは、とてもうれしかったようです。

娘がまだバスケを始めて間もなかった頃、ケガをした上級生がベンチでスコアラーをしていた事が印象に残っていて、それで言い出したのかもしれませんが、前向きにできる事をやろうとする姿勢はよい傾向だと思いました。

足のケガと違い、今回はドリブルやハンドリングの練習もできません。
指導者からもできる事が無いなら練習には参加しなくていいと言われたようで、ある程度回復するまでは体育館に行くこともできないかもしれませんが、治療に専念すると共に、できる事を探していきたいです。

大会決勝戦、強いチームの試合を見る機会がありましたが、上手な子達はやはり、ドリブル、ハンドリング、フットワークがしっかり身についています。
ダブルチームをかけられた時にボールを取り落とさない、ドリブルのプレッシャーに負けず、トラベリングしないというのはそうした基礎の賜でしょう)
スペーシングやチームディフェンスの動きも大切ですが、基礎になる部分をしっかりやって、来るべき新人大会に備えて欲しいですね。