湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

残念ながら決勝リーグ進出ならず

春の新人戦は中止になりましたが、その代替大会が開催されました。
一次リーグは勝ち抜けるのですが、二次リーグで敗退。
ここ数年そんな感じで、しかも敗退するときは、途中勝っているのに、4Qで勝ちきれず逆転 というパターンを繰り返しています。

最後に指導者から「勝ちたい気持ち」が最後はものを言う。

という言葉があったんですが、なにそのふわっとしたたとえ。
とか思ってしまいました。

敗因は(素人目線で恐縮ですが)、ガード陣がオールコートでマークされて、ボールを運べなくなりミスを連発。
結果ディフェンスが間に合わずに大量得点を許したという展開です。

うん、そういう練習してないよね?
少なくともそういう練習をしているようには見えなかった。

もちろん、個人練習でマークマンにぴったりつかれてボールを運ぶ練習をしてはいたけど、
練習ゲームでそういう想定してなかったよね?

ボールは運べる前提で速攻を出す練習、
速攻間に合わなかったらセットプレイ

そういう準備をしてましたよね?

ガード陣ならボールを運べるという想定自体がそもそも甘かったんじゃないですか?
オールコートでつかれた時に、フォローで出て行ってパスをもらいに行くような経験値が少なくとも今のベスメンインサイド陣には無いです。(もちろんその中には娘も含まれます)
試合経験が少ないから。

なんか、子供のポテンシャルをあてにしすぎてるというか、気持ちを切り替える為にやり方を変えるというのを、本人の意志に委ねすぎている気がします。

昨年秋の県大会予選、シュートブロックに何度も行かれたシューターは毎回同じ方向から打ってました。
ブロックをかわすような練習をしていなかったので、自分の得意な事で精度を上げていくしか無かった、
決まればもちろんいいと思います。でも、それが防がれた時の切替。
それって子供の判断力と意志でできると思いますかね?

ミニバスは気持ちが8割、勝とうと思う気持ちで、というのはある種間違ってはいないんですが、そもそも『勝ちたい』って思ってたらもっとプレイそのものが積極的になるんじゃないでしょうか。

失敗したら怒られる、これやったら下げられる、みたいな気持ちで常に練習試合をやっている子達が、いざ大切な試合、勝負のかかった試合でのびのびやれるんですかね?

何かやると、『邪魔!』『ボール触らないで!』なんて言われる環境で、思い切っていけるんでしょうか。

子供は『勝ちたい気持ちが必要』それは確かです。

でも『勝つための準備』は万全だったんでしょうか?

元々の弱点として認識していなかった部分が浮き彫りになった試合展開で、勝てない試合では無かったとも思えますが、やっぱり勝ちきれていないのは、弱点に向き合えていないせいだと思います。

もう一度たださなくてはならないクセをただす為に、まずは弱い自分と向き合って欲しいと思います。娘には。

ここから素人考えですが、練習ゲームでポジションシャッフルしたらどうかなあと思います。
ガードをやってみれば、もらいに来て欲しい気持ちもわかるし、インサイドかシューターやってみれば、パスがすごく大切っていうのわかりませんかね?
何度言っても取りづらいパスを出す場面、
何度言ってもハーフコートから出て行って中継をしないシューター(うちの娘ですが)は、相手の気持ちを思いやれていないような気がします。

試合に出したい気持ちにさせる為に低学年出すくらいなんだから、ポジションシャッフルくらい当たり前にやっていいんじゃないんですかね?

チャレンジしていいんだ、という空気感が作れているようには思えません、正直。
それでも挑戦する子は挑戦してどんどん上手くなってるから、そういう子だけ指導します、というのならそれはそれでいいんですが、練習ゲームで挑戦しない子が公式戦で挑戦するはずないと思いますよ……。