湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

第一回打ち合わせ

衣装見ました。
……三枚ですが。

引き振り袖って在庫が少ないんですかね。

1枚目 わりとにぎやかな柄のもの、夫はこれが一番いいと言っていた。

2枚目 現代的なかわいらしい意匠のもの、しぼりや、カラーストーンなど、技術てんこもりで多分うちの父が好きな感じ。

3枚目 古典柄、鶴と松でデザインとしてはとてもシンプル。私は目利きではないが、多分友禅(手描きかどうかは不明、聞かなかった、つか一枚目も友禅なのかな)私はこれが好き。


とりあえず、傾向としてどういうのがいいかをまずは見てくださいという事だそうで。
8月にかなり大きなブライダルフェアをやるそうで、そこで新作なんかも出るので、そちらを見た上で決めて下さいという事でした。

私がいいと言っていた3枚目は、夫には速攻ダメだしされました。
地味すぎるという事らしい。

うーん、でも、私はグラデーションがキレイで、絵画的なデザインの方が好きなんだよなー。
成人式の時の着物は琉球紅型で、これもどちらかというと絵画的なデザインでありました。

引き振り袖の黒なんてどれも変わらんだろうと思ってたら、意外と柄によって雰囲気が異なるもんですなー。

あと、試着の時に毎回懐剣と筥迫を付けるのが地味に面倒でした。
衣装係の方が、これは懐剣です、身を守るのに使います。と、まじめくさって言うので、……何から? と、聞き返しそうになりました。
筥迫は今でいう化粧ポーチみたいなものですねー。と、にこやかに言われるのを聞きつつ、
でも、中に入っているのは卑猥画だったりもするんだよな……と、ぼんにゃり思いました。
(by 玄椿)

招待状の用紙も決めました。
すごく……昭和な感じです。

なんか、和モダンとかからは違って、昭和ーーーーーー、な、感じになりそうです。
色々。
(だったらキャンドルサービスもやるべきか、いえ、やりません)

座席表を書き込むテーブルレイアウトももらいました。
決定はまだずっと先ですが、これのルールで、嫁に行った姉妹には様をつけるけど、兄弟の嫁には様をつけない習慣という事にちょっとカルチャーショック。

やっぱり○○家へ嫁に行く、○○家の人間になる、というのが実は残っているのか……とか思いました。