昭和は遠くなりにけり……、と、思いつつも、不定期にドラマ化される横溝正史です。 獄門島は話がコンパクトにまとまっているので映画やドラマにしやすいんですかね。被害者が美人三姉妹で絵的にも猟奇的な美しさがありますし。よりインパクトが強いのは犬神家の一族ですが、被害者が男性ばっかりですしね……。美しい、というよりはおもろかしい事になっておりますけれども……。
今回の金田一耕助は長谷川博己さんで、またしても長身金田一か……と、思わないでもないのですが(豊川悦司さんもデカかった……)、どんな風になっているか楽しみです。
今回のドラマに併せてBSプレミアムで市川崑監督の劇場版を放映しておりますが、全体が薄暗い絵の中で、白く映える女優さん方の肌のコントラストがイイですねえ……。むしろこの画質の悪さがよい、と、思ってしまうのは、私の感覚が古いせいなのか……。