湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

資生堂ショックについて今更少し思ったこと

うまく言葉にできないんですが、 本人は時短勤務をよしとしているのか、と、少し思ったりも。

本人はフルで働きたいなー、と、思っても、パートナーの方に理解が無い場合は、 女性の方が時短勤務にならざるを得ないという事はあるのかなと。

前の職場で、奥さんの方が親会社に、旦那さんの方が私のいた職場に、 というのがあって、 その人は週に1日だけ定時で帰る日はあったものの、 それ以外はけっこうガッツリ働いていらっしゃいました。

年に1回あるかないかの部署の飲み会(送別会だった)で、偶々近くの席になった時に、 娘はおじいちゃんちにお泊まりです。 と、言ったら、 いいなー、近くに協力してくれる人がいて~。

と、言われて、ちょびっともやもや~と思ったものでした。

なんか、すごく当事者っぽくおっしゃってますが、傍目で見ていても奥さんの方に育児の比重いってますよね。 それでなおかつそういう事言いますかと。

私は仕事を続ける為もあって夫の実家の近くに引っ越しをして、はるばる片道1時間半かけて通勤しておったのですよ。 常に定時あがりで、娘の体調不良とかで遅刻したり、自身の病気のせいで休みがちだったりとか、 働きぶり的には確かにポンコツではあったんですが、 フルタイム残業しまくりで働けるなら働きたかったよ。気持ちとしては。

幸いにして、私の夫は多少家事がおろそかになっても、収入が増える方をよしとするタイプだったので、 (でも結局給料は下がる一方だったけどな!) 夫がフルタイム勤務の妨げになるという事はなかったのですが、 時短勤務に「甘えて」いるというのは、時短勤務をしている女性スタッフではなくて、 むしろパートナーに対しての発言だったんじゃないかと思ったり思わなかったり。

土日出勤は夫の協力があれば可能だと思うんですけどね。 シングルマザーの方は事情が異なりますが、個別に面談した上で、と聞きましたので、そのあたりは配慮があるのではないかなと。

女性を多く雇用している企業が時短勤務や育休のケアをして、そうではない会社は時短や育休のバッファを持たなくていいのだとすれば不公平だと思いますよ。 (そういうのを是正するのが政治なんじゃないかっつー気もしますけどね)

何かと女性の活躍、とか聞きますが、女性にがんばれという言葉を聞くたびに、仕事も育児も全部女性ががんばれ、と、言われているような気がしてしょうがないです。