写真を撮るのが趣味です。
普段は人物よりも景色を撮る事の方が圧倒的に多いのですが、イベントなどで写真係をするのも好きです。
記録に残す
という作業が好きというか、
場の雰囲気を形にしたい、という欲求がそうさせる、とも思えます。
また、その場から一歩ひいて、レンズの向こう側にいたいと思っている自分がどこかにあるのかもしれません。
(なんかすげー寂しい人みたいだ)
だから、写真に写りたいという思いより、その場を形にして残せない、という事の方がツラいようです。
なんで、私が写真に写っていない、という事はあまり気にしていないのです。
私は写真の中にはいませんが、その写真は私の視点なわけで、世界をつくっているのは私なのですよ。
(こうして私は新世界の神になる……って、ソレは違いますが)
先日、ロイター通信の米国人カメラマン、アドリース・ラティーフさん(34)が、ミャンマー・ヤンゴンで昨年9月、映像ジャーナリストの長井健司さん(当時50歳)が銃撃され、路上に倒れた姿を撮影して、ピューリッツァー賞を受賞されたそうです。
受賞の知らせを受けたラティーフさんは、「この写真が歴史に残ることがうれしい」と語ったとの事ですが、その場を形にして後生に残す事が、おそらくは写真を撮る楽しみであり、目的なんじゃないかと思います。
イベントというのは、魅力的な被写体にあふれています。
私の撮る写真は隠し撮りみたいな感じのものが多くて、ちょっと申し訳ないんですが、
「撮りますよ−、はいチーズ」と言って撮るのもよいけれど、普通にしている人達のちょっとした表情をとらえた時っつーのは大変うれしいものです。
これからも趣味として写真を撮り続けていきたいです。