湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

響かせる

娘のピアノで、フォルテとピアノの概念が出てきました。
そこで先生がやってくれたのが、音を響かせる為の訓練。(手首、肩をラクにしてうねらせる、みたいな)

私がこの、「響かせる」概念を知ったのは中学三年の時。
教育実習にきた音楽の先生が打楽器専攻の人で(けっこうめずらしいと思います)、吹奏楽部の方で個別指導に入ってくれたのです。
教育実習で部活まで見てくれるって、けっこう熱心な先生な気がします。
で、その時に、トライアングル、シンバルをもっと「響かせないと」という事を教えてくれました。

打楽器だったんで、リズムが合ってればいいやという考えていたんですが(一部鍵盤楽器は違いますけど)、意識して響かせようとした時の音が全く違うのですよね。

打楽器は金管木管楽器に比べて簡単に音が出せるんで、意識して音を出してませんでした。(4歳からピアノをやっていたのに、です)
「楽譜のとおりやる」というのがまず第一であって、よい音を出す、というのはあまり考えてませんでした……。(ピアノの先生にあーしろこーしろ的に、言われていた事をそのままやっていた感じ)

楽器として、ピアノを「響かせる」感覚を早い段階で教えてくれるのはありがたいです。

ただひとつ問題がありまして、我が家にはピアノが無くて、キーボードで練習させてるんですが、キーボードだと「響かせる」事ができないという事。週一のピアノ教室でどこまでできるのか……。やはりピアノを買うべきなのか……。(しかし置く場所は無いのです、しかも高いし)

……小学校にあがって、娘がどの程度ピアノにはまるかによってもう一度考えます。