夕べ、お風呂に入ろうとしたところ、
金魚がぐったりして、ぴくりとも動かず、水槽の上の方を横たわっておりました。
娘が見つけて、
「きんぎょさん!」
と、びっくり。
餌をあげて、
少しだけ餌を食べて、その後、動かなくなってしまいました。
娘がとてもとりみだして、
「きんぎょさん!」
と、大泣き。
もっと美味しいご飯をあげたかった、とか、
一緒にいたかった、とか。
なだめてお風呂に入れて、寝かしつけました。
金魚が死ぬのはこれがはじめてではなかったんですが、
最後の一匹だったというのと、
分別がついてきたせいなのか、
ボロボロと泣きました。
私も子供の頃、家で金魚は飼ってましたが、
ここまで大泣きしたかな……、と、思うにあたり、
田舎の子供だったんで、
虫やらミミズやら、カエルやら、(下手をすると犬猫が車に轢かれて、とか)死体に慣れてしまっていたのか。
うまく言葉にならないながらも、一生懸命悲しみを言語化しようとする娘に、女の子だなあ……と、思ったりもしました。