湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

2幼児遺体遺棄事件について思う事

ニュース記事が詳細すぎて読んでいて涙がこぼれました。
下の子はオムツもまだはずれていないような年で、お腹がすいて、喉も渇いて、暑くても服を脱ぐことしかできずに、三歳と一歳とちょっとの姉弟が寄り添って息をひきとっていたそうです。

母親と子ども達の名字が違うみたいだけど、何か事情があったのでしょうか。

mixiの日記など読むと、ひたすら母親や、児童相談所の人達がつっこまれていますが、父親は何をしていたんでしょうか。「離婚した」という記述だから死別ではないのだろうし。

子供を一人で産んで一人で育てるなんて多分私には無理です。
まして二人も。

今になって急に育児に疲れたとは、とても考えられないのです。
上の子は三歳にはなっていたのだから。

頼る友人、実家などがまったくなかったのでしょうか。

私が残業したり、早朝出勤ができるのは、夫や、義父、義母の協力があるからです。
ずーーっと育児だけだったら多分私の性格上もたないと思います。
言い方は悪いですが、仕事をしつつ、夫と義父母の協力があるからこそ娘が育っている事を思うと、たった一人で二人の子供に対して責任を持たなくてはならなかった重圧には耐えられそうにありません。

育児を放棄する前に、どうしてベビーシッターや市の保健センターへ駆け込めなかったのか。
一人きりのお母さんを助ける仕組みはまったくないはずはないのに。
インターネットで調べたりする事ができないほどに彼女は追い詰められていたのでしょうか。

せめて正しい逃げ方を知っていれば、こんな事にはならなかったのかと思うとツライです。

どうせ放棄するなら部屋の鍵をかけなければ、訪問した児童相談所の人によって救われたかもしれないのに。
そんな状況でも、汚れた我が家を人に見られたくないという羞恥心(子供を見捨て、放棄しておいてどんな羞恥心があるというのか)があったのか……。