湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

研究者の妻の事を研妻というらしいですよ。

大手小町に「研究者の夫を持つ方」というトピがあがってて、
中々に厳しい状況についてのご意見が取り交わされているようです。

私も一応研究者の妻という事になるような気がしますが、
旦那が研究熱心かどうかについてはかなり疑問が……。

というのは、実験は確かに好きで、実験を仕事にする事には意欲的だけれども、自分で推論をたてて立証したいという熱意がいまいち欠けているように思えるのです。

まあ、オストワルド粘度計を腕力で壊してしまうくらい乱暴な私には到底マネできない行為ですが、研究者というよりは、実験屋なんですよねぇ……。

そういう専門職があるかがそもそも謎ですし、そうなると正社員雇用の道は果てしなく遠いです。

多くの研妻の皆さんは家計で夫を助ける意志を見せていらっしゃいます。
自分もそうするべきなのかなあと思いつつ、じゃあ子供は……。

と、堂々巡りを繰り返すわけです。

自分の仕事を卑下するつもりはないし、誇りを持ってやっているつもりですが、燃料系の研究をして、エネルギー危機に備えている旦那の仕事の方が世の中の役に立ってるような気もするなあ、とか思ったりする日もあったりなかったり……。