湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

宇宙戦士バルディオスがおもしろかった

主題歌とエンディングテーマは知っていて、(多分)見ていたんじゃないかな~という作品。
ひとりでいくのさ~マリン~
黙っていくのさ~マリン~
『男だから』
という、竈門炭治郎の『長男だから』みたいなメンタリティの歌ですが、マリン・レイガンさんは、なかなかに潔いといいますか、本当に男らしいキャラで、職場の同僚であるジェミーとの距離感とか、ハーレム展開になりそうなシチュエーションにも関わらず最終的には誰ともくっつかない感じで(EDに出てるアフロディアさんエンドはどの媒体にも存在しないそうですwikipedia調べ)、そこそこ好感がもてました。

バルディオス、女性キャラが特徴的で、とりあえず1人だしときゃいいだろう、でないところがよかったです。
私はエマ・クインシュタイン博士がとても好き、というか、30代、独身、長身(主人公よりも長身)ってめちゃくちゃかっこいいんですけども。
異星からやってきたパルサバーンを改造して巨大ロボットを作り上げるとか、スペック高すぎだろ、という女性です。

元教え子とのエピソードとかも、え、これ児童向けで大丈夫なんですか という演出で、何かここでスイッチを押されてしまった幼児がいないか心配になってしまうレベルでありました。

dアニメで見つつ、不足情報をwikipediaで補っていると、放映当時の打ち切りっぷりが容赦なくて、こういうの見てると(ガルビオンもそうですが)、エヴァTV放映時のラストって実はかなりマシなんじゃあ……という気がしてきました。

というか、巨大ロボありきで話が作られていて、巨大ロボである必然性について語られる作品ってあまりなくて、構造上あの形(人の形)でないとストーリーが成り立たないというエヴァンゲリオンは、いわゆるロボものの中でも本質(何の?!)にせまった作品だったのでは?

と、今更ながら思いました。

いや、バルディオス、おもしろかった……。

次は、劇伴(横山菁児)に吊られて超合体魔術ロボ ギンガイザーを見ようと思ったんですけど、主人公の声優さんがサイボーグ009三代目の某さんで、ちょっとあちゃー……という気分に。
脇役ならまだ耐えられるんですが、この頻度で出てこられるとちょっとツライ。
ムテキングとかは普通に見てたんですが、009(特に超銀河伝説)の行く先々で女性に惹かれてしまうところにどうにも共感できず、以来ちょっと苦手な声です。(他にも超絶有名な方何人かが地雷で、よっぽど作品そのものが見たい時は我慢するんですが、どちらでもいいかなーくらいのノリで主人公格のキャラクターだったりすると避ける程度には苦手です)

奇妙な事にいわゆる平ゼロシリーズ、四代目の櫻井孝宏さんは大丈夫なんですよねー。
アニメの方も。
絵が原作に近いテイストだったからなのか、よくわかりません。
さて次は、一気に2000年代まで飛んで『蒼穹のファフナー』(←見てない)とか見ちゃおうかな、『コードギアス』(←見てない)でもいいかな。