湯遊茶々 弐

申し込むだけ申し込んでほったらかしでした……。

背番号は12番

娘が初めてもらった背番号は確か14番だったと思います。
スラムダンク三井寿といっしょじゃん!

と、喜んだ記憶があります。
その後、11~15番あたりをうろうろしつつ、今回は12番。

仲良しの5年生や4年生には一桁の番号になった子もいます。
(6年生が一人退団したのです)

娘がスタメンになってから最初にもらったのは11番だったので一つ後ろに『下がった』とも考えられます。

でも、下手をしたらユニフォームそのものがもらえない可能性もありましたし、もらえたとしても18番(ベンチメンバーの中では最後の番号)になる可能性もありました。

先日『辞めたい』と言い出したばかりの娘に、

「今これで辞めたら背番号が下がったせいでいじけて辞めたと思われちゃうよ? それでもいいの?」

と、言ったら

「それはイヤ」

と。

……まあ、12番なのは単純にケガで練習ができないせいではなくて、純粋に実力なんじゃないかと思っているところもあるんですが、足の痛みが無くなって精一杯やった上でどうなるか、というのは本人も腕試ししたいところでしょう。

痛みをとって練習にフル参加できるようになるまでは続けたい、と、自発的に思ってくれただけで今はいいかなと。

ただ、本当にあちこち痛みが出てくるので、今痛いところが治っても、また別の場所が痛み出す可能性はあるのですが……。
そしてそれがずっと続いたらさすがに娘のモチベーションももたないかな、と思ってもいるのですが。

12番っていっても、

吉田亜沙美選手や
町田瑠唯選手や
本橋菜子選手や
三好南穂選手や
赤穂さくら選手

など、Wリーグでもすごい選手が沢山(なんとなくポイントガードが多いような?)つけている背番号なんだから!

と、奮い立たせています。

でも、娘はポイントガードというポジションにあまりあこがれを持ってないんですけどね……選手は好きですけど。
(バスケIQが低くて、自分ではゲームメイクはできないと思っているのか、ドリブルが下手だから、と自覚しているせいかも?)

娘はしょっちゅう下手くそ!
と、言われてますし、センスや才能を感じる場面はあまりないです。
ただすごく一生懸命真面目にやっている事は、私だけでなくチームメイトも、他の保護者の方にも言われます。
(他に褒めるところが無いというところもあるのでしょうが……)

エースとか絶対無理なのはわかっていますし、
大活躍もしないでしょう。
でも、練習してきた事を試合で表現したいという気持ちはあるのです。
精一杯身につけた事を出し切れる機会が無いまま辞めてしまっては『逃げてしまった』記憶が強く残り、今後他の何かをはじめるにしてもプラスにならないと思っています。

時期的に試合の開催そのものが危うく、今まで以上に少ないチャンスを活かせるような環境作りだけはしたいです。